ここでは、私と食に関する体験談を物語のように書いていく、いわばエッセイのようなものを書いていきたいと思っています。
モモと朝食
私は幼い頃から、朝ご飯を欠かさず食べる習慣がある。
これはもちろん、モモの両親の影響が大きいだろう。
朝ご飯食べないと元気が出ないよ、とか
朝ご飯は一番大事なんだよと教わってきたから、食べるのが当たり前になっている。
だけど、これが当たり前じゃないと知ったのは、中学生の時だった。
部活の朝練をしていて、
「今日なんも食べてないわ~」とおどけて話している友達を見て、
「え!?走れんの!?」と私はびっくりしてしまった。(モモは当時陸上部)
「まあよくあることだし、意外とお腹空かないもんだよ~」と返ってきたときには唖然としたものだ。
その子は、体が華奢で、陸上部は平均的に細い子が多かったが、さらに細かった。
「朝、食べる時間無いの?」と聞くと、
「ん~、ていうか、食べるものないんだよね(笑)」と。
そんなことがあるのか、食べるものが無いって…。朝起きてきたら、朝食が用意しているものではないのか
その時私は、自分が幸せな環境にいること、朝ご飯が用意されていることは当たり前じゃないんだなと、母に感謝したものだ。
社会人と一人暮らし
そんなモモも、今年から社会人になった。
一人暮らしも始め、自分の食事は自分で用意しなければならない。
だけど毎日、朝になったらお腹がすくし、朝ご飯はどんなに早い出社でも必ず食べる。
幼い時の習慣は、本当に染みつくものだし、そんな朝ご飯の習慣をちゃんと作ってくれた母には本当に感謝している。
そんなこんなで、朝からご飯とお味噌汁とヨーグルトは欠かさないモモは、今日も元気である。
朝ごはん食べて、いってきます!
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